おおらかに暮らすための土間エントランス
練習帰りは泥だらけ! 玄関でバッグを置いてそのまま脱衣室で着替えて汚れ物は専用の洗濯洗面器へ! お風呂に入って2階のリビングでおやつを食べる動線はこれでばっちりです。
キッチンがつなぐ家族の会話
眺めが良いキッチンは夕食の準備をしながら子供達との会話を楽しんだり、宿題している様子を伺えたり。家族同士の心地よい位置関係が安心です。
“我が家の定番” は専用スペースを確保
常備しているお徳用スパイスがきちんと入る引き出し。すべてオーダーにしているからこそ理想的な使い勝手が実現しました。建築家と施工会社が協力してコストも大満足の仕上がりです。
体とこころに優しい素材とデザイン
無垢のフローリング材や塗装の壁、将来の暮らしにも対応できるおおらかな間取り。
長い目で見た本物の良さを伝える家づくりを目指しています。
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我が家らしい!が目標です
家づくりのポイントは、暮らし方だけではありません。窓からの景色、天井高さ、部屋の広さなど建物条件に最適なプランにすることで、戸建、マンションに限らず理想的な住まいは実現できます。
まずはどんな暮らしがしたいかをお話することから、私達の家づくりはスタートします。
大川三枝子
(株)オオカワ建築設計室
詳細な建物調査
(一社)住宅医協会の協力で建物を詳細調査。屋根裏から床下まで調査し、現状を把握、分析・診断して改修案に活かします。
2つの部屋を1つに、自然光で明るいリビング
昼間でも照明をつけていた居間や和室はひとつの部屋にし、自然光がたっぷりと入る様になりました。
耐震補強・温熱改修で安心・快適な住まいに
耐震改修で地震にも強くなり、窓や壁の断熱性をアップすることで温熱環境の改善もされました。
造作家具でシンプルなキッチン
ご要望に合わせてガス台スペースを設けたシンプルな造作キッチン。勝手口があることで、食材の搬入やゴミ出しに便利、風の通り道にもなります。
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様々な視点から現状を分析、改修を提案します
見た目だけを綺麗にするリフォームではなく、多様かつ柔軟な知識・技術・対応力で現状を分析し、これからの暮らしに合った改修を提案します。
槻岡佑三子
スタジオソイ一級建築士事務所
(一社)住宅医協会公認住宅医
地震を恐れて多くの人が離れていくこの地に敢えて今、自らの住まいを建設するということは、この地に根を張って生きるという決意の意味を持つのだろうと推察し、その覚悟に見合った力強さと守られていると感じられる優しさを合わせ持つ住居の提供を目指しました。
建主は堅固な住まいを望みつつも、コンクリートの硬質さではなく和の柔らかさを好まれ、かつ先代から受け継いだ和風庭園を活かすことを望まれました。
そこで、組むという名の通りコンクリートの壁、スラブ、柱を組み合わさるように構成しつつも、質感の感じられる材料を内外に採用し、柔らかな表情を演出しました。
記憶や思い出を繋ぐ意味を込めて、和風庭園の位置をそのまま守りつつ内容を再構成し、建物は太陽の恵みを最大限享受できる北西に寄せて敷地全体をゾーニングしています。ただ、焼津は太陽に恵まれた土地であり、時に厳しい日差しをもたらします。そこで、深い庇と障子、夏の気温を遮断し冬の暖かさを包み込む外断熱工法と性能の良い住宅用ペアサッシ、空気の流れを生み視線を中心に集めるコの字のプランにより、住環境の性能向上を促しました。
組むという名の通り組み合わさるように構成した外観は力強い印象を与えてくれ、生活の地盤である2階テラスは室内だけでは生み出せない空間の豊かさをもたらしてくれました。
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質実剛健という言葉がぴったりな、力強くも優しい住居に仕上がったのではないかと感じます。
齋藤文子
3110ARCHITECTS一級建築士事務所
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形状のみなならず、建主・施工者・設計者の3者がガッチリと「組んで」出来上がった住宅です。
三輪良恵
三輪アトリエ一級建築士事務所